佐賀新聞文化時評「舞台や映像の世界 地方にも」 | どこまで飛んだ風のたね
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佐賀新聞文化時評「舞台や映像の世界 地方にも」

舞台や映像の世界 地方にも

おはようございます。

今月は二つのテレビ局の取材に立ち会うことが出来ました。

いずれも福岡のテレビ局で、どちらもゴールデンタイムでの番組でテレビ局の気合いの入れようも大したものでした。

一つは佐賀の音楽家弓削田健介くんの番組作りで、弓削田くんが音楽を担当しているティーンズミュージカルSAGAの子ども達も一緒の撮影があったので、ちゃっかりお邪魔です。

もう一つは手前味噌ながら私の番組になるという話だったのですが、撮影が進むにつれ、これまた子ども達に出番を奪われたような形になってしまったようです。でも、楽しかったです。

来年、アナログからデジタルに放送が切り替わり、また時代はテレビばかりではなくネットや携帯なども通じて番組は全国的、いや世界的にまで広がっている状況です。

再放送などもすぐにネットで配信され、世界中の番組までも見れる時代になってしまいました。

そうなると、皆さんもよく目にするように、東京で活躍していたタレントさんがどんどんこれまでそんなに顔も出していなかった、福岡などのテレビやラジオの番組にレギュラー出演したり、挙げ句の果てに昔有名俳優や女優さんまで突撃レポーターとして借り出される始末!

こういう風に書くと落ちぶれてしまった!?と思われるかも知れませんが、勿論仕事ですので、それは東京にしろ福岡にしろ、どこかのへき地のジャングルの中でも変わりません。

ここで言いたいのは、これまで東京や大阪に集中していた番組製作が福岡などにも降りてきはじめたと言う事です。

お笑いの吉本や劇団の四季が九州や北海道にも広がりを見せていると言う事は、そんな需要が田舎でもできはじめたと言う事です。

これまでは東京に行かなくては一旗揚げられなかった舞台や映像の世界も、今ではここ佐賀にいても、まだまだ十分とは言えませんが、着実に仕事としての需要が増えているのです。

そんな折りに、我が県、佐賀はどんどん劇団の数も役者の数も減りつつあり、学校などでの表現教育の需要さえほとんどなく、時代から取り残されているような感じがします。

もう少し、子どもや若者達にかつての幕末の志士のごとくまでとは言わないまでも、大いに自己表現をし、自分の夢を語り、佐賀を出てもええきに(つい龍馬語)世界に羽ばたける舞台芸術をも含んだ教育をこの佐賀から出来たらと思いました。

ちなみに私と子ども達の出演する番組は、710日土曜日のテレビ九州です。

 

演劇家 栗原誠治

 
| 舞台創造研究所 スタジオ「風のたね」 | 18:42 | - | - |
Material: さくらぽっぷ
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